中国にも日本の「もち」ってあるの?

食べ物・酒

皆さん、餅(もち)は好きですか?
モチモチしていて、弾力性があって噛み応えがあるので、筆者は大好きです!

でも、日本の杵と臼でついたもちって、中国にもあるんでしょうか?
今日は、そんな中国版もちについて紹介します。

中国の餅は日本のもちと違う?

とはいっても、日本のもち=中国の餅じゃありません。
漢字で餅と書いても、全く別の食べ物なんです。

中国の餅というのは、主に小麦粉を水で練って綿棒などで薄い生地にして焼いた食べ物。
※具材にネギや肉・野菜などを入れて食べることもあります。

▽中国の有名な餅「葱油餅」

中国では、この餅のほうが圧倒的にメジャーなので、日本の餅が中国でも食べられると思って旅行に行っても、がっかりするだけです。

この餅、クレープみたいでとても美味しいんですけどね。

似てるようで、似ていないもち米の食べ物「年糕」

もちろん、中国にももち米を使った食べ物はあります。
その名も、年糕(ニェンガオ)

▽代表的な年糕「江南年糕」

もち米を粉状にして、水を加えて一定時間蒸したものを薄くスライドした食べ物です。
日本の「もち」と決定的に違う点は、もち米を粉状にして蒸してること。杵と臼でつかないこと。
つかないので、粘り気も少なく、弾力性はそれほどありません。

この年糕。
広大な中国では、各地域によってさまざまなアレンジがされており、種類も多種多様。

料理の具材だったり、杏やナツメを入れてケーキ上にして食べたり・・・。
調べてみると本当に色々あってどれも美味しそうです。

▽北京年糕
※ナツメや小豆を混ぜ込んだケーキ状のものが多い

▽江南年糕
※中身を入れずにシンプルで、無味無臭。日本のもちに近い

 具材として炒め物や焼き物にすることも多いみたい。

▽湖南年糕
※後述する糍粑

▽福建年糕
※砂糖・落花生や小豆などを混ぜて蒸したもの

▽台湾年糕
※福建省からの移民が多いため、福建年糕に似ている。

この他にも、紹介しきてないほどの種類がある年糕ですが、中国でも北の華北の人々にはほとんど知られておらず、中国全体でもそこまで認知度はないのだそうです。

これぞ、日本のもち!「糍粑 」

やっぱり年糕は、もちとは別の食べ物な感じがします。
じゃあ、中国に、「餅」ではなく、「もち」に似た食べ物はないんかい!」というと、実はあるのです。

その名も、「糍粑 
厳密にいうと、上述した湖南年糕の一種として糍粑があるようです。

糍粑

日本のもちと見た目は全く同じ。
作り方も、もち米を一定時間水に浸したあとに蒸して、杵と臼でつき、ちぎって丸くこねるというもの。
全てが日本のもちに似ているんです。

湖南の少数民族トゥチャ族がもちをついてる動画。「打糍粑」というらしい。
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1592731936070133269&wfr=content

臼が木製で、小舟のような形をしている。

客家人のもちをついてる動画。

https://baijiahao.baidu.com/s?id=1659117540336634854&wfr=content

これなんかは、石臼で合いの手もしてるし、もう完全に日本のもちと同じ。

ただ、この糍粑を食べる習慣があるのは、湖南・貴州・広西省などの中国南方の少数民族(ミャオ族やトゥチャ族など)や客家人などに限られ、めったに一般漢族は食べないようです。

Wikipediaなんかで調べると、日本の餅つきと餅は、独自の文化的なことが書かれてますが、本当のルーツは昔の中国にあるんじゃないかと思ってしまいます。
客家人なんで、三國時代の古代中国人の末裔だなんて言われてるくらいですし。

おまけ。中国の白玉団子「湯円」

中国にも、日本でいう白玉団子があります!
「湯円」という食べ物ですが、作り方はほぼ白玉団子と同じです。

特に有名なのが、浙江省寧波の名物である「寧波湯円」。
ゴマ・ラード・砂糖などを練って作った餡を白玉の中に入れて、お湯にくべて作ります。

寧波湯円。

台湾湯円。少し小さく、餡も入ってないのが特徴。

この湯円は、上海あたりには、専門店な何店かあり、比較的食べる機会も多いです。

まとめ

いかがでしたか?

普通に短い期間だけ滞在したり旅行しているだけでは見つけにくいですが、中国にも日本のもちっぽい食べ物は多くあります。
特に南方のマイナーな都市に旅行に行く機会があれば、探してみるのも楽しいと思いますよ!

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